ニュースリリース

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特別支援学級の授業での実証実験を開始(ロボットの活用)

2019.04.10

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日販コンピュータテクノロジイ株式会社(代表取締役社長:藤澤 徹、略称:NCT)は、品川区立上神明小学校(東京都品川区)のご協力のもと、特別支援学級を対象にロボット「こくり」の活用に対する効果検証を開始しました。

こくり(※1)とは、NCTが独自に開発したタブレット連動型のプログラミング教育向けロボットです。
今回の実証実験では、プログラミング教育だけでなく普段の学校生活の中で、児童たちがロボットこくりと一緒に過ごしたら、どんな変化や反応があるのかを検証目的としました。
そのため、こくりが何をすれば児童が興味を持つか現場の教員から意見を集め、特別支援学級用アプリケーションを開発しました。
現場の教員のアイデアを反映したアプリケーションはこちらです。
①挨拶アプリケーション:
 児童が「おはよう」「さようなら」と話しかけるとこくりが返事をするアプリケーション
②クイズアプリケーション:
 こくりがクイズを出し、児童が答えるアプリケーション。
③声掛けアプリケーション:
 こくりが「静かにしよう」「席に着いてね」など児童に適切な声掛けをするアプリケーション。
④体幹アプリケーション:
 こくりがランダムにヨガのポーズをタブレットに表示し、児童が真似をして体幹を鍛えるアプリケーション。
※上記アプリケーションは、簡単な設定でクイズの内容、言葉やタブレット表示内容などを変更することが可能です。

当日児童たちは、挨拶アプリケーションを利用し自発的にこくりに話しかけたり、熱心に耳を傾けクイズに答えたり、こくりが表示する体幹ポーズを真似したりする様子が目立ちました。また帰宅後は親子の会話の中でこくりが話題となり、児童たちにとって予想以上にこくりと過ごした時間が楽しかったという結果をだすことができました。

■当日の様子
こくり③    こくり①
こくりに「おはよう」と挨拶する児童たち      こくりのクイズアプリでクイズに答える児童たち

こくり④    こくり②
こくりの体幹アプリを使った体育の授業       休み時間に児童が描いた「こくり」の絵

担当教員からは今回の検証を受け、
「児童はこくりをとても気に入り、休み時間などにも積極的に自分から話しかけてあいさつしたり、クイズをしたりしていました。
中にはすぐに操作方法を覚え、あっという間にひとりで扱えるようになった児童もいました。やはり支援学級の児童には、機器の見た目や扱いやすさが肝であると感じました。
アプリの内容等については、児童の発達段階や個別の課題に合わせて柔軟な設定が可能であり、教師側の意図で各教科、領域について様々な工夫ができそうです。
また発達段階の進んでいる児童は、自分でプログラミングを行うことも十分可能ではないかと思います。」
という感想をいただきました。

(※1)こくりとは、NCTが独自に開発したタブレット連動型のプログラミング教育向けロボット。東京都プログラミング教育推進校に指定されている小学校でも利用されています。専用のプログラミングソフト上で視覚的にプログラミングをすることで、こくりをしゃべらせたり動かしたりすることができます。楽しみながら自然とプログラミング的思考の基礎である順列や並列の考え方を学習し、論理的思考力を養うことができます。(特許、意匠権申請中)

また、その他にも生活教科にて「おえかきパラダイス」を授業で利用し、児童たちの反応について検証を行いました。
授業では、自分が描いた絵が画面の中を動き回る様子を見て、学校ではあまり見せない喜んだ表情をする児童や、画面の背景を見て、どのような絵が適しているかを自分で考え表現するなど様々な反応が見られ、教員も大変驚いていました。


おえかき②    おえかき①
おえかきパラダイスを楽しむ児童        おえかきパラダイスで自分の描いた絵が動く様子を楽しむ児童

■おえかきパラダイス詳細
https://eventsolution.techceed-inc.com/oekakiparadise/

NCTは、今回の検証結果と教員からの感想を受け、現在のアプリケーションをより使いやすく改善していくとともに特別支援学級で実用的な利用ができるロボットアプリケーションの開発をすすめ、引き続き、上神明小学校のご協力のもと、効果検証を行っていきます。

■本件に関するお問い合わせ
日販コンピュータテクノロジイ株式会社
担当:事業開発本部 明神、川久保
TEL:03-5280-7717
MAIL:si@techceed-inc.com